伽羅通信

第41号(2011年6月23日)

祖先と一緒に過ごす「お盆」

日本各地で行われているお盆は、祖先の霊と一緒に過ごすとても重要な行事です。家族はもちろん親戚一族があつまり、ご先祖を供養し亡くなられた人を偲びます。故人を忘れぬよう感謝し思い出を語り合う、日本古来の素晴らしい風習といえるでしょう。

お盆とは

お盆の行事が日本ではじめて行われたのは、推古天皇の14年(606)と伝えられています。お盆は正式には「盂蘭盆会(ウラボンエ)」といい、ご先祖様や亡くなった方たちが苦しむことなく成仏してくれるようにと、精霊を迎え供養をする伝統行事です。ご先祖様の霊があの世から現世に戻ってきて、再びあの世に帰っていくという日本古来の信仰と仏教が結びついてできた行事です。
日本各地で行われるお盆の行事は、各地の風習などが加わったり、宗派による違いなどによってさまざまですが、一般的に先祖の霊が帰ってくると考えられています。

お盆の期間

もともとは7月の行事でしたが、今では多くの地域でひと月遅れの8月13日の「迎え盆」から16日の「送り盆」までの4日間を盆行事をするのが最も一般的のようです。
地域によっては旧暦通り7月15日を中心に行うところがあります。

お盆の豆知識

「新盆」について

故人の四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆のことを「新盆(にいぼん・しんぼん・はつぼん)」といい、普段のお盆よりも手厚く供養します。
仏壇の前に精霊棚を設け、お供えを飾り、お盆の最初の日には迎え火をたいて、先祖の霊をお迎えします。
また、「新盆見舞い」といって亡くなった方の家を訪ねる習慣もあります。

精霊馬に込められた願い

精霊棚には、キュウリやナスでつくられた「精霊馬(しょうりょううま)」が供えられます。お盆ならではの、このお供物の役割をご存じでしょうか?足の速い馬に見立てたキュウリは、ご先祖があの世から少しでも早く家に戻れるようにとの願いが込められています。歩みの遅い牛に見立てたナスは、お盆がすんでも、あの世に帰るのを少しでもゆっくりして欲しいという、先祖を偲ぶやさしいまごころを表しています。

ご供養のまごころをお線香で

お線香をお供えすることは、香煙を通じて仏様とお話しすること、また仏様の食事といった意味もあります。故郷へ帰郷される際のおみやげとして、お線香は最適の品。年に一度の「お盆」には、ご供養のまごころにふさわしい、気品高くよい香りのお線香をお供えください。

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古都のやすらぎと、ご供養の心に寄り添う清々しい薫り。
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